私、損サに向いてないと思うんだよね。
毎日怒られ続けてたら向いてないなと思って当然だと思います…。
この記事は、4年勤めた損サを辞めて、今では定時上がりの金融事務として、心のゆとりをもって働いている私が解説します。
この記事を読めば、あなたが損サに向いているのかどうか判断できます。
このようなお悩みを解決します
- 「損サに向いてないんじゃないか」と感じている
- 自分が損サに向いてるのか知りたい
- 損サに向いてないと思うけど、どうすればいいのかわからない
この記事でわかること
- 損サに向いてないなと思う原因
- 向き不向きを判断する基準
- 向いてないと思いながら損サを続けるとどうなるのか
- 損サに向いてないと思ったらどうすればいいのか
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損害サービスに向いてないなと感じるタイミング
損サに向いてないなと感じるタイミングは、どのようなときでしょうか。
私の経験もふまえて紹介します。
詰められたときに上手く返せないとき
感情的になっている人に責め立てられても、うまく返せなかったり、言葉が出てこなかったり。
そのような経験ばかりすると、「自分は仕事できないからダメな人間だ」と、徐々に自信を失くします。
結果的に、「この仕事向いてないな」と感じてしまうのは仕方のないことでしょう。
言われたことを真に受けてしまうとき
損サの仕事をしていると、普段言われないような言葉で罵倒されることがありますよね。
暴言を吐かれる度に、「自分ができないからダメなんだ」と自分を責めるようになると、「私、この仕事向いてないのかも」と感じるように。
不意にかかってくる電話や急な質問に対応できないとき
100件以上も案件を抱えていると、思いもよらぬ電話がかかってくることもしばしば。
対応経緯を見ながら頭をフル回転させても、慌てて対応できない。
その結果、契約者などに怒られると、「私、損サに向いてないな」と思います。
相手の勢いに影響されてしまうとき
怒っている人には、毅然とした態度をとるべきと言いますよね。
でも毅然とした態度ができず、相手の勢いに負けて伝えなければならないことを言い忘れる。
そして、もう一度電話をかける羽目に。
「相手の勢いに圧倒されてパニックになってしまう自分って本当にダメだ。」と思いはじめます。
感情的な相手ばかりですから、同じことが繰り返されると「向いてないな」と感じるように。
感情移入してハッキリと伝えられないとき
心の中で「この人可哀想だな」と思ったり、絶対了承してもらえないだろうなと考えたりして、ハッキリと伝えられない。
たとえば、
- 100:0の被害者へ時価賠償の話をするとき
- 意向と異なる過失割合を伝えなければいけないとき
その結果、解決できず「案件が全然減らない、私、この仕事向いてないのかも」と思ってしまうでしょう。
相手の気持ちを考えすぎて、契約者や相手方にとって厳しい説明ができないと、自分も苦しくなっていきます。
向いていないと思いながら損害サービスの仕事を続けた結果
向いてないと思い続けながら損サの仕事を続けるとどうなるのでしょうか。
ここでは、4つの変化を紹介します。
自分に自信がなくなる
損サに向いてないと思いながら続けると、怒られるたびに「やっぱり自分はダメだな」と思い、自己肯定感が下がります。
そうすると、初動時からもめてる案件がきたり、普段はしないミスをしてしまったりと、良くないことが次から次へと起こって、また自分を責めるという悪循環。
特に他の仕事を経験していない新入社員は、損サが仕事の全てだと考え、自分はダメな人間だという思い込みが起きやすいでしょう。
抱えている案件が減らない
先述の通り、向いてないなと思いながら仕事をしていると、うまくいかないことが多く起きます。
もめてる案件は解決までに時間がかかるので、抱えている案件が減らない事態に。
未払い案件が多いと、その分、電話の本数もクレームの数も増えて、余計に損サの仕事にうんざり。
仕事に行くのが嫌になる
うまくいかないことが増えると、仕事に行きたくないと思うのは当然です。
それは、案件が片付いたり、契約者や相手方を納得させられたりと、何の達成感も得られないから。
本当は行きたくないのに無理をし続けると、徐々にしんどくなっていきます。
気分が落ち込む
1週間のうちほとんどを過ごす仕事で、ネガティブな感情を持ち続けていれば、気分も落ち込みます。
最初は仕事のときだけであったはずが、休日も心身ともに休まらず、ずっと憂鬱な気持ちで過ごすように。
「自分には、損サの仕事しかないんだ」と錯覚して、気が滅入るなんてもったいなさすぎます…。
向いてないと判断する基準
損サに向いてるかどうか判断するにはどうすればいい?
向き不向きを判断するにはいくつかポイントがあるので紹介します!
損サの仕事に面白さを感じない
もともと損サの仕事は面白いものではありません。
ですが、仕事以外のことでも良いので、面白さを感じられるかどうかは、向き不向きを判断する一つの基準です。
たとえば、
- 未解決案件を減らせた
- もめていた案件を終わらせた
- 職場の人との会話が楽しい
- ボーナスで○○を買うために頑張れる
損サの嫌な面を少しでもカバーしてくれるものがあるかどうか、考えてみてください。
事故解決のために思考を使えない
ネガティブな感情をもちながら仕事をすると、アイディアや解決策が出にくくなります。
たとえば、
- 事故解決のために何ができるのか
- どう伝えれば判例に基づく過失割合を理解してもらえるのか
- 怒っている人の対応方法
- 詰められたときの返し方
このように思考を使った対応ができない人は、損サに向いてないと判断しても良いでしょう。
ステップアップしている実感がない
損サでの仕事は、案件ごとに何が起こるかわからないものの、ルーティン業務も多いはず。
同じことの繰り返しで成長している実感が持てなかったり、別のスキルを身につけたいと思っている場合は、損サに向いてないと判断する一つの基準となりえます。
やっぱり私、損サに向いてないわ…。
損サに向いてないと思ったらどうすればいいのか一緒に考えていきましょう。
私、損害サービスに向いてないと思ったら
損サに向いてないかもと思ったら、どんなに小さくても良いので行動してみてください。
今行動したことが、これからの社会人人生に影響を与えるからです。
自分を理解をする
損サに向いてないなと思ったら、自己理解を深めてみてください。
自分にどのような特性があって、何が苦手なのかを理解すれば、損サで活かせる強みがあるのか、それとも仕事を変える必要があるのか判断しやすくなるからです。
強みがわからないという人は、以下の記事も参考にしてみてください。
参考記事
火新へ異動希望を出す
火新へ異動希望を出すのも良いでしょう。
自動車保険と違い、示談交渉がなかったり、感情的になっている人が比較的少なかったりします。
一方で、火新は取り扱い種目が多いので、一から新しいことを覚えたくない人は注意です。
私は、4年目のときに自動車から火新へ異動しました。
自動車と比べて、怒られる回数が減ったので、精神的に楽になったのを覚えています。
私の体験談はこちら
新しいスキルを身につける
自分が「楽しい!」と思える学びをすると、毎日が充実します。
仕事に、勉強に、充実した日々を過ごしているあなたはどんな姿でしょうか。
私は、Webデザインの勉強をはじめてから変われました。
私がWebデザインスクールに通って得られた、心の変化はこちらの記事で紹介しています。
(通ったスクール「インターネットアカデミー」の紹介も含まれています)
こちらもおすすめ
思い切って転職する
損サに向いてないと感じる人は、転職するのもひとつの解決方法です。
転職するのは、あなたがダメな人だからではありません。
辞めたからといって人生は終わりません。
転職には多くのエネルギーを使うので、人に頼めるところはどんどん任せていきましょう。
たとえば、転職エージェントを使うと、以下のようなメリットがあります。
- 直接聞きにくいことを聞ける
- 自己アピールを代わりにしてもらえる
- 企業とのやり取りを代行してくれる
- 自分のタイミングでやり取りできる
転職エージェントを使うメリットは、こちらの記事で詳しく紹介しています。
まとめ
この記事では、損サに向いていないと感じるタイミング、向いていないと判断する基準を紹介しました。
損サの仕事は、ただでさえキツいので、自分に向いていないなと感じながらやっていたら余計にしんどくなります。
「私、損サに向いてないかもしれない」と思った方は、この記事で紹介したことを試してみてくださいね。
- 自分を理解をする
- 火新へ異動希望を出しておく
- 新しく学びを始めてスキルを身につける
- 思い切って転職する