- 仕事を教えてくれる先輩に申し訳なくて辞められない
- 新卒で入社して数カ月、 毎朝起きるたびに辞めたい
- 職場の人に辞めることを知られたら何て言われるだろう……
周りの人に気を遣って辞めたくても辞められない人は多くいます。しかし、無理して今の会社で働き続けると、心身の体調を崩したり、転職するのが難しくなるリスクがあります。この記事では、退職を申し訳ないと思わなくても良い理由、私の失敗談から学んだ新卒で退職するときの注意点を解説します。この記事を読めば、周りの人の目を気にせずに今の会社を辞めることができます。
あなたが思うほど周りの人は、あなたが辞めることを気にしていません。仕事を教えてくれた先輩に感謝の気持ちをもって、丁寧かつわかりやすい引継ぎをすれば問題ありません。「辞めてはいけない」という固定概念を捨てて、次の転職先の候補を探すことからはじめましょう。
新卒社員が退職を申し訳ないと感じなくていい理由

仕事を辞めるのは甘えではないから
仕事を辞めることは甘えではありません。仕事が人生のすべてではないからです。プライベートと仕事のどちらを重視するのかは人それぞれ。プライベートを大切にする人生も豊かな人生を送る方法の一つです。
- 家族やペットと過ごす時間
- 年に1回の海外旅行
- 好きなアイドルの推し活
今の会社を離れる選択肢があることを覚えておきましょう。仕事は誰かがやってくれます。お互い助け合うための組織です。「私がやらなきゃ」と責任を負いすぎる必要はありません。
退職は先輩や上司への裏切り行為ではない
退職することは先輩や上司への裏切り行為ではありません。周りの人はあなたの退職にそれほど興味がないからです。あなたが退職したとしても、周りの人は影響を受けないのです。
- 給料が減るわけではない
- 休みが無くなるわけではない
- 自分の生活のことにしか興味がない
- 一時的に関心があったとしても時間とともに薄れていく
業務を引き継いでくれる人への感謝の気持ちを忘れずに、もっと退職を気楽に考えましょう。
あなたの退職を先輩や同僚が知るのは、辞める1ヶ月~3カ月くらい前です。
親に後ろめたさを感じる必要はない
両親に後ろめたさを感じる必要はありません。後ろめたさは、時間とともに薄れていきます。退職のことを話すときは「申し訳ない」と思っていても、一度打ち明けてしまえば気持ちが軽くなります。
両親を安心させたいなら、次の転職先を見つけてから退職しましょう。働きながら転職活動をするには、エージェントが役立ちます。
申し訳ないからといって働き続けるデメリット
無理に働き続けるデメリットは次のとおりです。
体調を崩す
無理して働き続ければ、いつか体調が崩れます。長時間の労働や、仕事に追われる環境は心身ともに疲弊します。周りの人の反応をうかがうより、自分のこころとからだに目を向けてください。
転職するのが難しくなる
年齢が上がると、未経験業界・職種への転職は厳しくなります。未経験OKの求人は20代がメインです。年齢が上がるにつれて、即戦力を求められます。選択肢が狭くなる前に行動するのがおすすめです。
スキルが身につかない
やる気がないままで働き続けても、スキルが身につきません。現状に満足してしまい、新しい分野を学んだり、挑戦したりできないからです。スキルが身につかないと転職するにも勇気が出ません。
新卒で退職するときの注意点

もし、あなたが新卒社員で退職したいときは、次の5つの注意点をおさえてください。
「辞めてはいけない」という固定概念を捨てる
新卒入社した会社を退職するときには、「辞めてはいけない」といった固定概念を捨ててください。辞めたい気持ちを抑えて「~すべき」にしばられると、私のように「もっと早く辞めればよかった」と後悔します。すべき思考は、次のような思考をいいます。
- 3年以上は働かないといけない
- 入社したらすぐに辞めてはいけない
- 特別なスキルがないと転職できない
- やりたいことがなければ転職すべきではない
固定概念を捨てると、本当にやりたいことや理想の働き方が見えてきます。
周りの人へ感謝の気持ちをもって誠意ある対応を心がける
退職するときは、お世話になった上司や先輩へ感謝の気持ちをもって誠意ある対応を心がけましょう。誠意ある対応は、円満退職につながります。
- 示談できそうな案件は解決しておく
- 案件の進捗や注意点をまとめたリストを作成する
- 定期コンタクトをしておく
- 新規ストップするまでは周りと同じように受付する
会社や同僚へのネガティブ発現をしない、転職への迷いを出さない、余裕をもって退職したい旨を伝えることも円満退職につながります。
転職先が決まってから言う
次の仕事が決まってから、退職の旨を伝えましょう。引き留めにあうのを避けるためです。エージェントを利用すると仕事と転職活動を両立しやすいです。エージェントでは、求人紹介・職務経歴書などの添削・面接練習・応募企業とのやりとりなどのサポートが受けられます。

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自己理解を深めておく
自己理解を深めておくと、時間をかけずに自分に合った選択ができます。「もっと早く辞めればよかった」と後悔することはありません。
- なにがやりたいのか
- 今の仕事で嫌なことはなにか(今後絶対にやりたくないこと)
- ほかの人には負けないこと
- 絶対に叶えたい条件と優先順位
スキルには、テクニカルスキル(専門知識や業界経験)とポータブルスキル(論理的思考や問題解決力など働く会社に関わらず使えるスキル)があります。人にいわれなくてもできること、周りが苦戦しているのに自分にはできてしまうことに強みのヒントが隠れています。

【失敗談】新卒で入った損害サービスを退職した話

新卒で入った損害サービスを辞めるまでに4年かかりました。正直、もっと早く辞めればよかったです。私の失敗談が、あなたの後悔のない選択につながれば幸いです。
辞めて後悔していること
損害サービスを辞めて後悔していることはありません。年収はダウンしましたが、損害サービスを辞めた喜びの方が大きかったです。
なぜ辞めるまで4年もかかったのか
入社して半年で「辞めたい」と思っていました。過失案件をはじめたころです。でも、すぐには辞められませんでした。原因は、周りの人への後ろめたさ、新卒で入った会社を辞めてはいけないという固定概念です。この考えのせいで私は、仕事に前向きになれないまま働き続けることになりました。
どうすれば防げたのか
早く決断するためには、固定概念を捨てて自己理解を深めることが必要でした。深い自己理解をしていれば、自分に合った仕事に巡り合えていたでしょう。ネガティブな想いを抱えたまま働き続けるのは、時間がもったいなかったです。
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よくある質問

ここでは新卒退職によくある質問を紹介します。
退職の旨の伝え方を知りたい
退職の話は、直接上司にします。上司の都合の良い時間を聞いて、二人だけで話せる場所で伝えます。
「〇〇さん、お忙しいところすみません。実は、〇月〇日をもって、会社を辞めさせていただきたいと考えています」と、はっきりと伝えましょう。
感謝の気持ちと、辞める理由をわかりやすく丁寧に伝えます
退職を言い出しづらいときは?
上司に言いづらい場合は、まずは同僚や先輩に話してみましょう。
同僚や先輩の方が、同じ目線で悩みを聞いてくれて、具体的な解決策が見つかるかもしれないからです。一人で悩まずに、誰かに頼ってみてください。
新卒で入った会社を半年以内で辞めるのはまずい?
民法では、申し出から2週間を経過すれば退職できるとされています。
当事者が雇用の期間を定めなかったときは、各当事者は、いつでも解約の申入れをすることができる。この場合において、雇用は、解約の申入れの日から二週間を経過することによって終了する
参照:民法627条『期間の定めのない雇用の解約の申入れ』
在籍期間が半年でも違法にはなりません。ただし、会社の就業規則に『1か月以上前に申し出ること』と記載がある場合があります。その場合は、就業規則が優先されるケースもあるので注意が必要です。
新卒で早期退職すると不利になる?
新卒での早期退職が、転職活動で不利になるとは限りません。
企業は、
- なぜ辞めたのか
- その経験から何を学んだのか
- 今後どうしたいのか
を知りたいからです。
早期退職の経験を反省しつつ、成長意欲や将来への考えをもっていれば大丈夫です。
申し訳なくて辞められない人は求人を紹介してもらおう

新卒社員が後ろめたさを感じることなく辞めるためには、「辞めてはいけない」という固定概念を捨てる、自分の気持ちを第一に考えるのが大切です。周りの人は意外とあなたの退職に関心がありません。周りの人に感謝をしつつ、次の転職先を探すべきです。申し訳ない気持ちで辞められない人は、エージェントに相談して求人を紹介してもらいましょう。求人を見るだけでも、今の会社との比較やマッチングする求人などのリサーチができます。
