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さっぴーん
転職3回の元損サ。損害保険会社の損害サービス(自動車3年、火新1年)に4年在籍。保険代理店、Webデザインスクール、Web担当者を経て、現在では毎日定時上がりの金融事務として勤務。

損保で働く人がなるべく負担をかけずに転職するためのブログ。

Webデザインスクールに通って自信をもてるようになった経験を活かして学びについても発信中。

【二度とやらない?】正社員から派遣になって後悔したことは?「また派遣を選ぶ」と答えた理由

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  • 正社員を捨てて派遣になる勇気がでない
  • 派遣になりたいけど、逃げている気がして罪悪感を覚える
  • 一度派遣になって正社員に戻れなかったらどうしよう

正社員から不安定と言われる派遣になる前に踏みとどまるのは当然です。この記事では正社員から派遣になった40人にアンケートを実施。後悔した・良かったこと、また派遣を選ぶかについて本音を伺いました。この記事を読めば派遣への不安が整理でき、あなたの背中を押してくれるはずです。

アンケートの結果40人中26名(62.5%)が、過去に戻れるとしたら”また派遣を選ぶ”と回答しました。収入ダウンや働く環境、仕事内容に後悔する人が多くいました。一方で、プライベートの充実や心身の負担が減ったとの声もありました。派遣の道を選ぶのは逃げではなく、心身の健康や自分の時間を守るための決断です。収入ダウンや世間体などの不安は、事前準備と目的意識があれば乗り越えられます

目次

Q1:正社員から派遣になった理由は何ですか

40人の回答からわかったのは、ただ楽をするためだけに派遣になったわけではなく切実な理由があることです。

【第1位】心と身体の疲弊に耐えられなかったから(57.5%)

回答者の半数以上が、心や身体の限界を理由に挙げました。

経験者の声

30代女性

責任の重さ・人間関係・長時間労働で身体を壊したためです。

20代前半女性

人間関係で精神がおかしくなりそうだったためです。

  • うつ病で精神的に参ってしまい、責任ある仕事ができなくなった(40代後半・男性)
  • パワハラが横行し、正社員でも心と身体を擦り減らされて全くいいことが無かった(40代・女性)
  • 精神的体力的ともに疲労困憊であったため (20代後半・女性)

心と身体の健康が壊れてしまったら、正社員の肩書きも意味がありません。 単なる”逃げ”ではなく”自分を守る選択”をした人たちが多いことがわかる結果でした。

【第2位】未経験業界・職種へのチャレンジ(20%)

新しい職種へ挑戦、やりたいことのための準備期間として派遣を選択している人も少なくありませんでした。

経験者の声

20代前半女性

未経験で事務職を始めようと思ったからです。

40代後半女性

将来的に自分の力で稼ぐ生き方をしたく、その準備をしやすくするために派遣の立場で3年間の期限を設けようと思ったからです。

  • 別の業界に興味があったため(30代前半・女性)
  • やりたいことが見つかり、それに向けて勉強する時間がほしかったため(20代後半・女性)
  • 未経験からスキルを身につけるため(30代前半・女性)
  • 色々な仕事を経験してみたかったため(40代前半・女性)

正社員は即戦力を求められるケースが多く、未経験転職はハードルが高いのが現実です。派遣であれば未経験の職種にも比較的チャレンジしやすいです。必ずしも“派遣=キャリアダウン”ではなく、キャリアの可能性を広げるための手段となっています。

【第3位】派遣を選ばざるを得ない状況だった(12.5%)

やむをえない事情から派遣になったといった声もありました。

経験者の声

20代前半女性

前の会社が倒産予定のため次の仕事を探していましたが、正社員での事務の募集が少なく派遣として働きました。

30代後半

年齢的にも未経験職種への正社員採用は難しい職種だったからです。

  • 希望条件や経験から正社員では仕事を探せなかったため(30代前半)
  • 当時(2002年頃)正社員の仕事が少なかったため(50代前半・女性)

これらの声は、派遣はいざというときのセーフティーネットにもなり得ることを教えてくれます。

Q2:正社員から派遣になって後悔したことは何ですか

正社員から派遣になって後悔する場合もあるのは事実です。事前に後悔するポイントを知っておけば対策ができます。

【第1位】収入ダウンした(60%)

最も多かった後悔が収入のダウンです。正社員から派遣になると、ボーナスや各種手当がなくなるケースがほとんどです。回答者の60%が収入ダウンを後悔していました。

経験者の声

20代後半女性

祝日などの休みが多いと給料が下がるのでそこだけ残念です。

40代前半男性

現状の手取り16万円では生きていけません。

  • 物件審査が通らない(20代後半・女性)
  • 生活は苦しくなり、ボーナス払いの住宅ローンが厳しいです。(40代後半・男性)
  • 貯金ができない(多数)

収入ダウンは事前に対策ができます。現在の生活費と想定される時給や月収を把握して、現在の給料から不足するお金を差し引いて生活してみるのがおすすめです。

【第2位】世間体や周りからの目が気になった(25%)

正社員に疲れて派遣になったはずなのに、今度は正社員ではなくなった自分への視線が気になる。この矛盾に苦しむ人が少なくありません。

経験者の声

20代後半女性

周りに言いづらいです。

30代女性

派遣で就業しているといいイメージをもたれなくなったことに後悔しました。

  • 正規雇用ではないのを親に非難されるのが悲しい(40代・女性)
  • 自分の今の職歴の事は周りの友人にも言っていないため今後も隠して生きていくつもり(20代前半・女性)

他人の評価は、自分でコントロールできません。しかし、派遣を選んだ明確な目的があれば周りの声に影響されにくくなります。

【第3位】働く環境への後悔(15%)

派遣になれば環境が変わると期待していたものの、現実は違ったとの声もありました。

経験者の声

  • 正社員がしたがらない仕事をさせるために派遣社員を雇っていると気づいた(50代・女性)
  • 後悔はなかったが、契約満了後はどうしようかと不安がよぎった(30代・女性)
  • 自分が慣れたり、気に入った職場が有期雇用により就業を続けられなかった。契約社員で提示があったが、条件が合わなかった。(50代前半・女性)

Q3:正社員から派遣になって良かったことは何ですか

正社員から派遣になって良かったと感じたことを紹介します。後悔よりも良かったとの声の方が充実感がある印象でした。

【第1位】精神的ストレスや重圧から解放された(47.5%)

最も多くの人が良かったと答えたのは、心の平穏を取り戻せたことです。

経験者の声

30代前半女性

業務範囲が決められているため心身ともに負担が減りました。

40代後半女性

派遣と割り切って2歩ほど引いたスタンスでいられるのが良かったです。

  • 最終決断など大きな精神的不安が無くなりました(40代後半・男性)
  • 責任あるポジションではなくなったので精神的に楽になった、煩わしい人間関係がなくストレスが減った(50代前半・女性)
  • 派遣期間が3ヶ月、6ヶ月といつかは終わりがくると分かっているので人間関係での悩みもある意味俯瞰して見れます(30代後半・女性)

壊れかけていた心が満たされていく感覚こそが、派遣になる最大のメリットといえる結果となりました。

【第2位】ワークライフバランスが整った(35%)

自分の時間をもてるようになったといった声も挙がりました。

経験者の声

30代後半女性

プライベートの時間が増えました。

40代後半女性

時間ピッタリで帰れるようになりました。

  • 残業がなくなってQOL(生活の質)が上がった(30代・女性)
  • カレンダー通りの休みが自分には合っていました(20代前半・女性)

ワークライフバランスが整うと仕事以外の人生が豊かになります。派遣になって収入が減る代わりに、自分の時間を取り戻せて、結果的に満足度につながっているとわかる結果でした。

【第3位】業務範囲がハッキリしている(12.5%)

業務範囲が決められており、想定外の業務がない点が良かったとの声も挙がりました。

経験者の声

30代前半女性

業務範囲が決められているのが良かったです。

  • 契約以上の仕事は任されないのでとても楽です(20代後半・女性)
  • 賞与に関係する意味のないような目標管理をしなくていい。面倒な会議に参加する機会が減った。(50代・女性)

正社員だと「なんでもやって当然」という暗黙のルールが発生しやすいです。一方で、派遣は契約書に記載されていない業務は断れます。契約で業務内容が定められているからです。頼まれたら断れない雰囲気から解放され、仕事への充実度が上がったと伺わせる結果でした。

Q4:正社員から派遣になる前に抱いていた不安は実際に働いてみてどうでしたか

派遣になる前に、収入や人間関係について不安を抱えていた方が多くいました。実際に働いてみて、収入は人によって満足度にバラつきがありましたが、人間関係の不安は解消できた人がほとんどでした。

お金の不安は苦労した人と工夫で乗り越えた人に分かれた

収入ダウンの不安は現実になった人と、乗り越えた人ではっきりと結果が分かれました。

苦労した人の声として「物価高も重なって生活が苦しい」「収入面はつらい」などがありました。一方で、収入ダウンを工夫して乗り越えた人たちからは、次のような声が挙がっています。

経験者の声

30代前半女性

正社員時代より月収が下がるのが不安でしたが、体調を優先できたのでそこまで気にならなかったです。

20代後半女性

収入が安定するかどうか不安だったが、実際に働いてみたら、そこそこ収入があったので良かったです。

  • お金の面で、不安にはなりました。でもお金より働く環境の方が自分自身大切だったので、思っていたよりは不安にはなりませんでした(20代前半・女性)
  • 経済的な不安は少しあったが思ったより大丈夫だった(40代前半・女性)
  • 金銭的不安があったが、残業がないため精神的な疲れが減った。そのおかげで散財が減ったり自炊できる余裕ができたりして支出が減ったので、今のところ心配ありません(20代後半・女性)

収入が下がる事実は変わらなくても、何を優先するかという価値観の整理ができている人ほど、不安を乗り越えているようです。

人間関係は想像していた不安が起きなかった

「派遣だと冷たくされるかも」「仕事についていけないかも」との不安は現実には起きなかったとの声が挙がりました。

経験者の声

30代後半女性

こき使われる、差別されるかもしれないと思ったが、そのようなことはなく、正社員の方とお昼に行くなど馴染めました。

20代前半女性

扱いが雑なのかと思っていたが、そのようなことはなく優しく丁寧に業務を教えていただきました。

30代後半女性

事務が初めてだったため、しっかり仕事ができるか不安でしたが、未経験でもできる仕事ばかりで問題ありませんでした。

  • 職場に馴染めるのか、正社員より下に見られないかの不安はあった。そこは現場によると思うが、私の場合は平等に見てくれたし、将来正社員登用の話も出た(20代後半・女性)
  • 職場で浮くか心配していましたが、色々な経歴の方がいてどんなタイプの人でも受け入れてもらえる雰囲気で杞憂に終わりました。むしろ飲み会やプライベートの付き合いに積極的に誘われ、馴染むのは早かったと思います(30代前半・女性)
  • 社員との扱いの差があって当たりが強かったらどうしようという不安があったが、実際には派遣だからといって当たりが強い人はいなかった(30代前半・女性)
  • 初めての雇用形態で不安はありましたが、何があっても派遣元が相談に乗ってくれるので安心して業務に集中できます(20代後半・女性)

職場や仕事に思った入り早く馴染めたといった経験者の声には安心できますね。万が一職場でトラブルがあったときには派遣会社のサポートを受けられるのも、派遣のメリットのひとつです。

Q5:時間を戻せるとしたらまた派遣を選びますか【62.5%がYESと回答

「時間を戻せるとしたら、また派遣を選びますか?」との質問に対して、40人中26名(62.5%)が”派遣を選ぶ”と回答しました。

正社員から派遣になって後悔したこともある中で「また派遣を選ぶ」と回答した理由は何なのでしょうか。

心身の健康の方が大切だから(30%)

最も多かった理由は、心と身体の健康を優先させる声です。

経験者の声

30代前半女性

考えはしますが、やはり正社員では精神的にきつくなると思うので、また派遣を選択すると思います。

30代前半女性

精神的な負担が正社員より少ないため、正社員から派遣の選択をしてもよいと思う。

  • 派遣を選ぶと思います。これまでの人生で、お金より健康が大事だと学びました(30代前半・女性)
  • 派遣を選びます。体力的にも精神的にもすごく楽だからです(20代後半・女性)

心と身体を崩してから、健康の大切さに気がつく人もいます。派遣が健康の大切さに気がつくきっかけになったと言えます。

自由な時間がとりやすいから(17.5%)

また派遣を選ぶ理由として次に多かったのが、自分の時間のとりやすさについてです。

経験者の声

30代前半女性

時間に融通がきくし、正社員時代と違って休日に仕事の事を考えずに済むので、時間が戻ったとしても正社員から派遣の選択をすると思います。

30代後半女性

働きやすく自分に合っているからです。

  • 正社員にこだわって就業していてワークライフバランスが保てていなかったから。自分の頑張りに対して、あまり満足する結果に結びつかなかったから。ただ、正社員をしていた経験は今も役になっていると思う(50代・女性)
  • 他の人の顔色を伺って帰る時間が遅くなるのはウンザリなので(30代後半・女性)

自分のための時間がある点が、派遣の最大のメリットとわかる結果です。

身についたスキルや知識が次の仕事に活かせたから(10%)

少数意見ですが、派遣での経験が次のキャリアにつながったといった声もありました。

経験者の声

  • 派遣社員を経て、事務の知識を得れたので、選択をしないことはない(20代後半・女性)
  • 現在は希望通りの環境の職場の正社員に戻っているのですが、派遣社員の経験があったからこそ今があるので、もし時間を戻せたとしても同じように正社員から派遣の選択はすると思います(30代前半・女性)

派遣をキャリアのブランクではなく、次へのステップの準備期間として活用できた人たちの声です。

派遣への不安は対策できます。派遣を選ぶのは逃げではありません

実際に正社員から派遣になった40人のリアルな声を紹介しました。正社員から派遣になって後悔したのは、収入ダウンや周りからの目仕事内容職場環境がメインです。ただ、お金の不安は収支状況の確認で、周りからの評価は目的を明確にすることで対策できます。

一方で、派遣になって心身の健康が戻ったり自分の時間ができたと、お金では買えない価値を得た人が多くいました。その結果、後悔したことはあっても62.5%の人が「また派遣を選ぶ」と回答したのだと考えられます。

派遣が必ずしも逃げや妥協とは限りません。“今の自分に必要なものは何か”を考えた上での選択であれば問題ありません。

「派遣になってもいいかも」と少しでも思えたなら、派遣会社に登録して話を聞いてみましょう。登録は無料で、話を聞いたあとに「やっぱり正社員を続ける」と判断をしても遅くありません。

<アンケート概要>

  • 期間:2026年2月
  • 人数:正社員から派遣になったことがある男女40人
  • 方法:クラウドワークス

この記事を書いた人

転職3回の元損サ。損害保険会社の損害サービス(自動車3年、火新1年)に4年在籍。保険代理店、Webデザインスクール、Web担当者を経験。現在は、毎日定時上がりの金融事務の仕事をしながら、Webライターとしても活動中。

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