- 損害サービスを辞めたいけど、給料が下がるのが不安……
- 転職した人たちは、損害サービスを辞めて後悔してない？
- 損害サービスから転職した人のリアルな声を聞きたい！
損害サービスからの転職において、給料ダウンで迷う人は多いです。ただ、給与さえ良ければ、日々の生活に満足できるのでしょうか。
今回アンケートした人からは、給料ダウンで後悔したという声はありませんでした。元損害サービスの私も同じ考えです。
この記事では、転職して良かったこと、損害サービスを辞めた人のリアルな体験談、後悔しない転職のポイントを解説します。
結論、給料が下がっても満足のいく転職はできます。
この記事を読めば、損害サービスから転職する勇気が出ます！
この記事のまとめ
- 給与が下がっても、心のゆとりや人間関係の改善、やりがいのある仕事など得られるメリットが大きい
- 損害サービスを辞めた人へのアンケートでは、「転職して後悔した」という声は無かった
- 損害サービス社員が後悔しない転職のポイントは、心穏やかに働けそうな仕事かチェックすること
給料下がったけど転職して良かったと感じる瞬間
私は転職で、年収が50万ほどダウンしました。
でも結果的に『転職して良かった』です。
その理由は次の5つです。
心穏やかに働けるようになった
一番良かったのは、心穏やかに働けるようになったことです。
損害サービスにいたころは、常に仕事に追われ、クレーム対応などで気持ちが乱れていました。
帰宅後も仕事のことが頭から離れませんでした。
転職後は、自分のペースで進められる業務も増えて、気持ちに余裕を持って働いています。
参考記事
精神的な負担が軽減された
転職して、精神的な負担はかなり軽減されました。
損害サービスは、ストレスがたまりやすい仕事です。
うまくストレスを発散できなかった私は、精神的に疲弊していました。
自分のストレス耐性に合った仕事を選ぶことが大切です。
月曜日に有休が取れた
転職後は、月曜日でも有休を取っています。
私のいた部署では、月曜日は休んではいけない暗黙のルールがありました。
3連休にして心も身体もリフレッシュできるようになったのは、良かったことの一つです。
日曜日がつらくない
損害サービスにいたころは日曜日の午後くらいから、
「あの案件電話しなきゃだ…」
と思い出して、胸が締めつけられ、涙が出たり。
転職してからは、
日曜日の夜までリラックスして過ごせることに幸せを感じています。
仕事にやりがいを感じられるようになった
仕事にやりがいを感じられるようになったのも一つのメリットです。
私にとって損害サービスの仕事は、ルーティーンワークが多く、成長を感じづらいものでした。
転職してからは、
「○○の知識をもっと身につけたい」
「～ができるようになりたい」
と、やりがいを感じられる瞬間が増えました。
さっぴーんやりがいを感じる瞬間は人それぞれ違います。
【リアルな体験談】損害サービスから転職した方へアンケート
今回は『クラウドワークス』※仕事のマッチングサイトでアンケートを実施しました。
参照：クラウドワークス
【未経験業界へチャレンジ】損害サービスから転職したかな子（仮名）さんの場合
- 名前：かな子さん（仮名）
- 年齢：30代女性
- 種目：火災、傷害、賠償責任保険
- 約4年間勤めたあと、美容業界へ転職
質問内容は下記のとおり。
退職を考えたきっかけは何ですか
かな子さん転職したいと思ったきっかけは、上司からのサービス残業の強要、社内の人からのいじめです。精神的に体調を崩してしまいました…。
遅いときは、深夜12時になる日もあったそうです。
さっぴーんそんなに働いていたら体調を崩すのも当然です。
働きながらの転職で苦労されたことはありますか
かな子さん会社から引き留められましたが、すでに転職先へ入社時期を伝えていたため、退職日の調整に苦労しました。
3カ月ほど前から退職の意向を伝えていたようですが、引き留めに合ったようです。
転職で不安だったことはありますか
かな子さん年収が減るため日々の生活費が心配でした。
また、異業種への転職だったので、1から覚えないといけないのも不安でした。
年収ダウンは、損害サービスから転職するときの一つの懸念点ですね。
さっぴーんかな子さんは、給料が下がってもやりたい仕事ができていることに満足しているそうです。
転職して良かったことはありますか
かな子さん職場の人間関係が改善されたことです。
あと、直接お客様とやり取りするので、お客様から感謝されたときにやりがいを感じます。
さっぴーん退職を考えたきっかけ（人間関係）が改善されて本当によかったです。
かな子さんは、給料が下がることを懸念しておりました。
ですが、結果的に「転職して良かった」と思えているとのコメントがありました！
転職を検討中の損害サービス社員へメッセージをお願いします
損害サービスの仕事は、お客様の役に立ててるはずなのに、どこかやりきれない気持ちもありました。
転職してからその理由がよく分かりました。
実際にお客様と直接面と向かってお話できることが私にとってはやりがいのある仕事でした。
お給料もそこそこ良いし、お休みも取りやすいため、そのためだけに頑張ってるという社員さんも多くいました。
でも、お給料が半分以下になっても、私はやりたい仕事ができている今の方が幸せに感じています。
お金があっても心や体が廃れては何も意味がありません。迷われているならぜひ踏み出してみてください。
※アンケートの回答をそのまま転載
さっぴーん私も、心身が壊れる前に一歩踏み出した方が良いと思います。
仕事のための人生ではありません。
あなたのための人生であることを忘れないでください。
【後悔はゼロ!】損害サービスから転職したあゆみ（仮名）さんの場合
- 名前：あゆみさん（仮名）
- 年齢：30代前半（転職時は20代）
- 種目：自動車
- 医療事務の資格を取るために3ヶ月間学校に通う
- 年齢：30代前半（転職時は20代）
- 種目：自動車損害サービスに所属
- 医療事務の資格を取るために3ヶ月間学校に通う
質問内容は下記のとおり。
退職を考えたきっかけは何ですか
あゆみさん精神的にきつかったのが一番の理由です。
ほかにも、
- 退社は21時過ぎ
- 電話で怒られ続ける毎日
- お客さまの話にしか耳を傾けない上司からの叱責
などの理由から転職を考えるようになったとのこと。
転職活動で苦労したことはなんですか
あゆみさんコロナの時期と被ってしまい、求人数が減少していたのが大変でした。
必須資格を持っていても、実務未経験のため不採用なったこともあるそうです。
転職するにあたって不安だったことはなんですか
あゆみさん年収と業務量のバランスには悩みました。
あゆみさんは、検討した結果、年収が下がったとしても心に余裕をもてる働き方を選びました。
あゆみさんあと、結婚後の転職だったので、妊娠・出産を懸念されて選考に通らないのではないかと不安でした。
面接で「お子さんの予定はあるか」と聞かれたようですが、今回の転職では特に影響なく済みました。
面接で結婚や出産について聞くと、男女雇用機会均等法に抵触する可能性があります。企業は長く働いてくれるかを確認するために質問するケースがあります。面接で聞かれた場合は、長く働きたいことをアピールしましょう。
参照：厚生労働省
転職活動では損害サービスのどのスキルが活かせましたか
あゆみさん傾聴力と問題解決力をアピールできました。
- 傾聴力・・・事故で不安定になっている契約者や相手方の話に耳を傾けて理解する力
- 問題解決力・・・感情的になっている事故の当事者を相手に、過失割合や法律など専門的な話をしながら解決する力
損害サービスで身についたスキルを志望動機に結びつけて話したところ、面接官の反応が良かったそうです。
参考記事
転職して良かったところを教えてください
あゆみさん電話で怒鳴られなくなったのが一番良かったです。
あゆみさん、転職してから出勤する足取りが軽くなったとのこと。
転職を考えたきっかけ（電話で怒られること）を排除できたのが、前向きになれた要因でしょう。
転職して後悔したところを教えてください
あゆみさん後悔したところはありません。
さっぴーん満足のいく転職ができたのですね。
もしかしたら「前の会社の方が良かった」と思う瞬間があるかもしれません。しかし、あゆみさんは、理想の働き方や転職で叶えたいことを明確できたので、嫌なことも乗り越えられたのでしょう。
利用した転職サービス
あゆみさんリクナビNEXTとリクルートエージェントを利用しました。
使ってよかったポイント
- リクナビNEXT・・・気軽に求人検索できる
- リクルートエージェント
・・・担当者が伴走して転職活動を進めてくれる、内定まで最短距離で行ける
参考記事
転職を検討中の損害サービス社員へのメッセージをお願いします
私自身なかなか転職に踏み出せなかったのですが、もっと早くに転職すればよかったと後悔したくらいです。転職サイトに登録するだけでもいいのでしてみるといいと思います。損害サービスでの経験は外に出てみると、すごい仕事をしていたんだと気づかされました。
※アンケートの回答を改変せず転載
損害サービスを辞めて良かったと思えるためのコツ
損害サービスの転職先10選でも紹介していますが、仕事を選ぶときにはコツがあります。
後悔しない転職のためには、自己分析と企業研究が大切です。
転職後にギャップを感じやすいポイント
転職後にギャップを感じやすいのは以下の点です。
- 仕事内容
- 職場の雰囲気
- 企業文化や社風
- 給料や福利厚生などの条件面
これらにギャップを感じないためにも、自己分析と企業研究は欠かせません。
自己分析
自己分析が不十分だと、仕事内容にギャップを感じやすくなります。
- やってみたいこと
- できる（得意な）こと
- 絶対にやりたくない（苦手な）こと
を理解していないと、仕事選びを誤る可能性があるからです。
さっぴーん私は自己分析が不十分なまま転職をしたため、本当は不得意だった電話応対が多い仕事を選んでしまいました。
損害サービスで経験した想いをしないためにも、納得いくまで自己分析をしましょう。
自己分析のやり方がわからない人は
やりたいことがない人は
強みが見つからない人は
企業研究
職場の雰囲気や社風などをあらかじめ知っておけば、大きなギャップは生まれません。
そのためには、応募する企業をよく調べておきます。
- 口コミサイトやSNSをチェックする
- 面接で聞いてみる
- エージェントに相談する
さっぴーん私は、面接のときに職場見学をさせてもらって雰囲気を確かめたこともあります。
なるべく自分の目で見たり、実際に働いていた人の声を聞いたりすると良いです。
心穏やかに働けそうか確認する【損サは重要】
心穏やかに働ける仕事には、次のような特徴があります。
- 業務量がちょうどいい
- 自分のペースで進められる
- 責任が重すぎない
- 暴言を吐かれない
仕事なので、大変なことがあるのは仕方ないです。
自分の耐えられる業務、絶対にやりたくないことを理解した上で、仕事を選びをしましょう。
あわせて読みたい
給料が下がっても満足のいく転職はできる
給料が下がっても満足のいく転職はできます。
私も年収が50万円以上もダウンし、アンケート回答者のかな子さん（仮）も半分くらいになりました。
年収よりも、やりたい仕事や心のゆとりの方が大切だと気づけたので後悔はしていません。
徹底的な自己分析と企業研究をすれば、後悔しない転職に近づけます。
ただ、自力でやろうとすると時間と手間がかかります。
私は、転職のプロであるエージェントを利用しました。
転職するかは別として、自己分析や書類作成、求人紹介だけでも利用する価値あります。
みなさんが、後悔のない選択ができることを祈ってます。
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