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はじめに
この記事を読んで頂きありがとうございます。
私は、約30年間、内気・内向的な自分が嫌いでした。
でも、これから紹介する方法で強みを見つけて、無理に性格を変えずに自分らしく生きていくためのマインドを手に入れました。
今では、必要以上に自分を責めることも、他の人と比べて落ち込むこともありません。
過去の私と同じことで悩んでいる方へ、苦しんでいる時間を減らして少しでも早く前向きに過ごしてほしいという想いで執筆しています。
私も経験したからこそ悩みに寄り添いながら解説しますので、ぜひ最後まで読んでみてください!
記事のまとめ
今回はこの順番で一緒に強みを見つけていきたいと思います!
自分嫌い・内向的・内気な人が強みを見つけるための5ステップ
- 自分を知る
- これまでの人生を振り返る
- ネガティブな要素をポジティブに言い換える
- 強みとなるキーワードをなるべくたくさん出す
- 出てきたキーワードを深掘りする
仕事としてどう活かせばいいのかがわかる4ステップ
- 仕事とは何かを再認識する
- 将来どうなりたいのか考える
- やりたい・できる・求められる+自分が『大切にしたい』を洗い出す
- 強みと仕事がつながることを探す
はじめる前に4つのお伝えしたいこと
誰にでも強みはあります
この記事を読んでくれている方は、「私に強みなんてない…。」そう思っているはず。
今までの私も同じように考えていました。
でも、じっくりと自分と向き合って、今回紹介する方法でやっていけば必ずあなたの強みも見つかります。
一緒に頑張っていきましょう!
強みを見つける目的
目的を認識しておくと、途中で挫折せずにできます。
- 転職や就活の自己PR?
- 今のモヤモヤしている気持ちを無くすため?
- 自分らしく生きていくため?
もう一度、目的を明確にしてみてから取り組んでみてくださいね。
自己理解は難しいもの
残念ながらお手軽・簡単には強みは見つかりません。
短絡的に見つけた強みは、本当の自分とズレている可能性があります。
そのまま人生の様々な選択をすると、本来の目的が達成できず違う道に進んでしまうこともあるので注意が必要です。
定期的に自分を観察するのが大切です
仕事や普段の生活や仕事で、自分をよく観察し続けていると、強みとつながる部分があってより深められるからです。
私の場合
- 仕事でわからないことがあったときに、人に聞くよりも自分で解決しようと調べ始める
- 誰かと話し合いながら進める仕事は得意ではないけど、初めてのことでも一人で黙々と調べながら進める仕事の方がワクワクする
- ゆったりとした空間が感じられるので、カフェに行くときは人が少ない場所を選ぶ
以上の4つのことを頭において始めていきましょう!!
自分嫌い・内向的・内気な人が強みを見つけるための5ステップ
STEP1.自分を知る
この3つの質問に答えていくと、自分にとってプラス(マイナス)なことが分かり、かつ自分の本質が見えてきます。
私の場合
- 喜 → 新しい知識を吸収したとき、できることが増えたとき
- 怒 → 電車や職場などで自分勝手な言動をしている人をみたとき
- 哀 → 孤独感を感じるとき
- 楽 → 親しい友人と過ごしているとき、静かなカフェで読書をしているとき
喜怒哀楽の感情が沸き上がったときに何をするか、どのような気持ちでその行動をするのかを洗い出します。
行動を振り返ると自分の本質が見えてくるので、この工程は重要です。
私の場合
- 喜(新しい知識を吸収したとき、できることが増えたとき)
→興味のある本を読む、自分の成長につながるのは何か考えて学ぶ - 怒(電車や職場などで自分勝手な言動をしている人をみたとき)
→何も言わずに耐える、なるべく荒波を立てない - 哀( 孤独感を感じるとき)
→じっと耐える、徹底的に落ち込む、一人で心を落ち着かせる - 楽( 親しい友人と過ごしているとき、静かなカフェで読書をしているとき)
→話を聞く、悩み事の共有をする、数時間つづけて読書する
- “喜”の行動(興味のある本を読む、自分の成長につながるのは何か考えて学ぶ)
→ 知識を広げて成長したいから
→ リスクや損を減らしたい
→ 不安でいることが嫌だから - “怒”の行動(何も言わずに耐える、なるべく荒波を立てない)
→争いごとが嫌いだから
→言い争うのは疲れるから
→怒りの感情をそのまま言葉にするのが得意ではないから - “哀”の行動( じっと耐える、徹底的に落ち込む、一人で心を落ち着かせる)
→誰に相談したらいいのか分からないから
→(職場の同僚に)自分の悩みを聞いてもらうのは申し訳ないから
→みんな自分に興味がないと思っているから - “楽”の行動( 話を聞く、悩み事の共有をする、数時間つづけて読書する)
→友人や本に精神的に助けられているから
→友人に話したり、本を読むと自分の存在が認められているように感じるから
→自己肯定感につながるから
実際に読んでよかった本
こちらの記事でも内向的な人の特徴をまとめているので、参考にしてくださいね。
STEP2.これまでの人生を振り返る
あなたの人生を深堀りしながら振り返ると、必ず強みが見つかります。
ぜひ、一緒に人生の深堀りをしていきましょう。
これまでに経験したことを洗い出す
どんなに小さいことでも深掘りすれば、きっと強みのヒントがみつかります。
おすすめは、紙に年表のように書き出してみることです。
何歳のときに何があったのかじっくり振り返ってみてくださいね。
『内向型・内気・自分嫌い』な私の場合
- 夏休みの宿題や大学のレポートなど提出物は必ず締切より早く終わらせた
- 大学生のときにFPの資格を取得した
- 人見知りだったが、接客のアルバイトを始めた
手順1であげたことを「なぜ?」と3回以上繰り返す
繰り返しになりますが、「なぜ?」と自分に質問すると、本質的なものが見えてきます。
たとえば
「夏休みの宿題や大学のレポートなど提出物は必ず締切より早く終わらせた」
なぜ?
→ 終わらなかったことを考えると不安になるから
→ 締め切りが迫って焦るのが嫌だから
→ 焦ってやるよりも余裕をもって取り組む方が納得いくものができるから
このことから
- 締め切りがあるものは計画的に終わらせる
- 焦ってやるより余裕をもってやりたい
- 自分が納得いくものを提出したい
という特性があることがわかりました。
つづけて、手順1であげた他2つのことに対しても「なぜ?」を繰り返します。
『内向型・内気・自分嫌い』な私の場合
なぜ?と深掘りするのは難しいかもしれません。
じっくりと考えてみると、浮かんできますので時間をかけて取り組んでみてくださいね。
STEP3:ネガティブな要素をポジティブに言い換える
普段あなたが、ネガティブ要素だと思っていることをポジティブな言葉に言い換えしてみると、強みを見つけるヒントになります。
私の場合
STEP4.強みとなるキーワードをなるべくたくさん出す
これまでに振り返った人生のできごとの中で”強み”になりそうなキーワードを書き出します。
多くの気づきが得られますので、なるべくたくさん書き出します。
私の場合
初めて強みを探す人は、どうやってキーワードを出すのか分からないと思いますので、私の例を参考にしてみてくださいね。
私の場合
私が使ったのは「ストレングスファインダー」です。
177個の質問に答えるだけで、自分の才能が分かる才能の診断ツールです。
書籍に記載されたアクセスコードを入力するだけで気軽に診断できます。
STEP5:強みがどの条件で発揮されるのか深堀りする
どのようなときに強みが発揮されたのかを理解しておくと、次のステップ「強みを仕事にどう活かすか」を考えやすくなります。
「この強みを使えば上手くいく」と成功するための条件を知っておくと、今後の人生にも活かせますよ。
具体的にSTEP4で出た強みがどのタイミングで活かされたのかを考えてみてください。
たとえば
※向上心や向学心の場合・・・
- 仕事の昇進のため?
- 自分が興味を持ったことに対して?
- 人の役に立つため?誰かを助けるため?
- 将来のため?
と、様々な場面での向上心/向学心が考えられます。
私の場合
強みを活かした働き方を見つけるための4ステップ
STEP1:仕事とは何かを再認識する
仕事は誰かの悩みを解決すること、面倒だと思っていることや出来ないことを代わりにやることで成り立ちます。
自分がやりたいことも大切ですが、その点も考慮しながら考えてみてくださいね。
STEP2:将来どうなりたいのか考える
ここでもう一度、将来どのような生活や働き方をしたいのか『目的』を考えます。
- 将来は会社に縛られずに働きたいのか
- 会社員としてスキルアップをめざしたいのか
- 仕事はほどほどにプライベートを重視させたいのか
- 会社員と副業を両立させたいのか
目的を考えながらやると、ブレることなくSTEP3.4に進めるので、この工程は重要です。
STEP3:やりたい・できる・求められる+自分が『大切にしたい』を洗い出す
Will Can Mustを用いた自己分析は有名なので、ご存じの方もいるかもしれません。
この3つを書き出す理由と見つける際のポイントについて、私は以下のように解釈しています。
3つを洗い出す理由
- やりたいこと
→選んだ仕事を長く続けられるため - できること
→ 他の人より優位に進められるため - 社会に必要とされていること
→ 仕事として成り立たせるため
書き出す際のポイント
- やりたいこと
→ 好きで続けていること、ずっとやっても飽きないこと、楽しいこと - できること
→ これまでの職歴や業界でやっていた(いる)こと、趣味でやっていること - 社会に必要とされていること
→他の人が面倒に感じていてやりたくないこと、困っていること、やる時間がないけどやらないといけないこと
私の場合
STEP4:強みと仕事がつながることを探す
STEP1で洗い出した3つの重なったところ(図の赤い部分)が、自分が出来る+やりたい+社会に求められることです。
3つの要素を組み合わせて思いつく限り、書き出してみましょう。
さいごに
以上で自分嫌い・内向型・内気な人が自分の強みを見つけるワークと、仕事としてどう活かしていくのかを考えるワークが終了です。
意外に自分のことが理解できていなかった、難しかったと思われる方が多いのではないでしょうか。
これからも、自分嫌い・内向型・内気な人の支えとなれるような情報を発信していくので、楽しみにしててくださいね。
最後までお読みいただきありがとうございました!